マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な60代「男おひとりさま」の日常を綴っています。

インプラント手術に行く


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▶昨日、予約してあった日本橋の歯科クリニックで、インプラント手術を行った。午後2時半から約1時間の外科手術で、終わって受付で診療費の精算をしているとき、手術に立ち会った看護師の方から「お疲れ様でした」と声をかけられたが、さすがに少し疲れた。麻酔技術の発達で、治療の痛みはないのだが、大きく口を開けたまま、一時間近く口の中をいじられるのだから、まあ、疲れるのも当然といえば当然だ。手術後の注意事項を書いたメモと、抗生物質と痛み止めの薬をもらって、早々と千葉まで戻った。

▶このクリニックは、先生が一人と看護師3人の小さなクリニックだが、現役で仕事をしていたころは、仕事場から近いのが便利であり、なにより先生の技術が確かそうなので、そのころからもう7~8年通っている。通い始めて2年目くらいに最初のインプラント治療をした。当時、右下奥歯の一本がぐらついており、この処置について先生に相談すると、まだ抜歯するほどではないという。その後1年近く様子を見ながらこの奥歯を使っていたが、改善することはなく、そのうち痛みも出だしたので、仕方なく最終的に抜歯を決断し、その後インプラント治療をすることにした。

インプラント治療は、保険外治療であるから、費用は高い。しかも色々調べると、価格は医院によってピンキリで、初めて治療に踏み切る人にとっては迷うことが多い。なにより、技術のレベルが外部からは分かりにくいので、結局はその医院の一般的な信用や先生の人柄を信じるほかないのである。

▶私なりに調べて分かったのは、①費用は使うインプラント素材に左右されるので安すぎるのは問題、②日本口腔インプラント学会が、インプラント技術を3段階で認定しており、経験の違いで、上から「指導医」「専門医」「専修医」となっているので、「指導医」であれば最高だが、少なくとも「専門医」を探すことである、③大事なのは、その医師が最新の技術進歩についていけるように勉強していること、例えば学会や研修会への出席などを行っていることなどが選択するときの条件になりそうだ、ということだった。

▶私が通っているクリニックのR先生は、「専門医」で、治療実績が豊富だったことと、当時日本テレビのモーニングショーにもインプラント専門医として出演したこともあったので、安心してお任せすることにした。治療は、インプラント土台の部分の埋め込み手術と、その後の上部構造(歯の部分)の接合治療の二回に分けて行われ、全部終わるのに、なんだかんだで半年くらいかかった記憶がある。しかし、おかげさまで、治療後は全く自分の歯と同じ感覚で使えており、やはり価値がある治療であると思った次第。

▶さて、今回は左下奥歯の治療で、こちらも前回とほぼ同じ経過をたどったので、R先生にお任せして手術に踏み切った。毎日歯磨きを怠らず、定期的に歯のクリーニングにも通っているにもかかわらず、今回で2本目のインプラントを入れることになったのには少し残念な気持ちもある。しかし、費用はかかるが治療によって、欠損なく全ての歯が使えるようになるというのはやはりいいもので、歯科技術の進歩の恩恵をしみじみと感じる。

▶治療が終わってから、「先生、この先、インプラントを含めて私の歯はどのくらい持ちますか?」と聞くと、「歯の寿命より、あなた自身の寿命の方が早くこないように気をつけてください」と言われ、私より年上の先生と一緒に思わず笑ってしまった・・。と、ここまで書いてきて、これから昨日の手術の跡の消毒に、また日本橋まで出かけなければならないことを思い出した。外は晴れて少し冷たい風が吹いているけれど、さて、元気を出して行ってこよう。