マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な60代「男おひとりさま」の日常を綴っています。

東京駅でPCR検査キットをもらう

▶小雨模様の火曜日、日本橋まで歯科治療に出かける。年初にぐらついていた左下奥歯を思い切って抜歯し、現在その跡をインプラントで治療中であるが、こちらは次の手術までまだ少し間がある。その間に、以前から気になっていた右上歯の知覚過敏(冷たいものが沁みる)の治療を開始した。ここが沁みるようになってからかれこれ一年経つが、まだ最終治療までには至っていない。理由は、X線検査をしても、これといった病態が発見できず、知覚過敏の症状だけが出ている状況で、「こういうのが実は一番やっかいなんです」と先生が言う。我慢できるのだったら少し様子を見ましょう、ということで、1年経ってしまったという次第。歯が沁みるくらいでそんなに騒ぎなさんなと言わんばかりの先生の超越的な態度は、恨めしくもあるが、なかなか好ましい。

▶しかし、沁みるものは沁みるので、過去に治療してある歯の金属冠を外して、そこに熱伝導率の低いセメントを詰めて様子を見ることにした。様子を見て沁みる状況が改善しなければ、最後は神経を取るしか方法はなさそうだが、まあ、そこは慎重に見極めようということのようだ。ということで、本日は口腔内のクリーニングのみをして終わった。

高島屋近くの歯科が入ったビルを出て、東京駅まで歩いた。東京駅で軽く昼食をとって千葉に戻るつもりで八重洲の中央口にくると、PCR検査モニタリング調査実施中との看板が目についた。近づくと、ブルーの法被を着た若いスタッフが、無料でPCR検査をしませんかと誘ってくれた。条件は、スマホを持っていて、指定のアプリをダウンロードして、簡単なアンケートに答えることのみなのだとか。ヒマだったし、以前からPCR検査には興味があったので、早速アプリをダウンロードして、指定された手続きを済ませて検査キットをもらった。
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▶この調査は、内閣官房・東京都が共同して実施しているもので、巷における感染状況を無作為抽出してモニタリングし、感染拡大の予兆を早期発見しようというものだそうだ。検査は唾液を使ってするのだが、キットにあるプラ小瓶に唾液を採って、所定の方法で郵便局に持ち込めば、2~3日中に検査結果をアプリを通じて参加者に通知するという仕組みになっている。こう言うと簡単なように聞こえるだろうが、実際はスマホの扱いに慣れた人でないと、かなり難しい感じがした。QRコードの読み取りや、メルアドの手入力、SMS受信設定の確認・・・などをこの場でやっていただく必要があります、と言われると、尻込みする高齢者は多いのではないか。従って、東京駅で参加していた人は、若い人が多かった。

▶結局、千葉に戻ってから駅前の中華で昼食をとって家に戻った。さて、おもむろにキットを開けて中身を確認し、唾液を採取する準備をする。この際に、再度指定アプリを立ち上げて、キットに梱包されていたラベルのQRコードを読み取り、アプリ手続きを終了させる。これができないと、検査結果が手元に届かないのだそうだ。口の中にたまった唾液を4~5回吐き出して漏斗付きプラ小瓶に入れ、その漏斗を慎重に外してウィルス不活性化溶液が自動注入されたことを確認し、小瓶の蓋を締めて、指定ラベルを添付し、二重梱包した上で指定箱に入れて郵便局に持ち込んだのは、午後3時半だった(当日は、4時が締め切りなのです)。やれやれ、やっと終わった。あとは良い結果を待つばかり。

▶昨年4月に、寒気がひどくて千葉市の保健所や近所の医者に電話をかけまくり、どこかでPCR検査を受けられないかと聞き回ったが、全く「けんもほろろの扱い」だったことを思い出す。1年経ってコロナ騒動には慣れたが、大阪を始めとして感染状況は日々悪化している。それでも、意外と簡単にPCR検査が受けられるようになったということは、1年経過したことが決して無駄ではなかったのだと、改めて思った一日でした。高齢者のワクチン接種も始まったことだし、あともう少しの辛抱か・・・。