マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

バイクで、ちょっとそこまで・・


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▶先週から天気がぐずつきだして、テレビでは早くも梅雨に入ったのではないかというような気の早いコメントも飛び出したが、14日の金曜日はスッキリ晴れた。一通り家事を終えたので、読みかけの本を読みだしたが、妙に気分が乗らない。千葉では緊急事態だか蔓延防止だかの影響で、五月に入ってからお店での飲酒が一切できなくなってしまったので、駅近くの小料理屋で美味しい魚料理をつつきながらできた息抜きが、できなくなってしまった。気分が乗らない原因の一つは、そんなとこにあるかも知れない。

▶とは言いながら、天気も良かったので、「そうだ、昼飯は魚でも食べに行こう」と思い立ってバイクで出かけた。周囲を海に囲まれている千葉県は、ちょっと走ると海に出られるのが便利だ。我が家から最も手軽に行けるのが外房の海なので、九十九里浜に行くことにする。

▶昼前に家を出て、外房有料道路を走り茂原の手前に出た。そこからまっすぐ海岸に向かったが、道は空いていてバイクの走りは快適だ。しばらく走ると白子町に入ったが、ここは玉ねぎの産地で、道端には取り立ての新玉ねぎが大きな袋に入れられて売られていた。安くておいしそうな玉ねぎだが、なにせ量が多すぎて、一人身ではとても食べきれないので、残念ながら買うのを諦めた。

▶海岸通りに突き当たったので、左折して北上する。白里海岸を過ぎるあたりから道端に魚料理を食べさせるお店が点在し始めた。初めから目的の店を決めておけば迷うことはないが、なにせ適当な店を探しながら走っているので、決めきれないうちに片貝海岸の手前まで来てしまった。道の右側に「まるに」の看板が見えたので、そこに入った。店は片貝海岸に面していて、結構な大きさで、ウィークデイにもかかわらず、カップルやグループで賑わっていた。

九十九里と言えばイワシが名物だ。イワシフライを食べようと思ったが、単品では量が多すぎる。地魚の刺身もおいしそうなので、両方食べられる定食がないか店の人に尋ねたが、ないという。仕方がないので、イワシフライは諦めて、刺身盛り合わせ定食を注文した。出てきたのが美味しそうな刺身で、写真を撮らなかったのが残念。結果は十分満足したが、本音を言えばイワシフライも一緒に食べたかったな・・。

▶昼食が終わって、店の前に広がる片貝海岸に出る。東日本大震災の影響で、海岸には長大な堤防が出来上がっていて、すぐには海が見えない。堤防を越えると、そこには九十九里浜が一面に広がっていた。堤防から波打ち際まで100メートル近くを歩く。風が気持ちいい。波打ち際には、多くの貝殻が点在していて、海もキレイで、久しぶりの太平洋を満喫した。海を見ると、本当に気分が爽快になる。
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▶帰りは、大網街道を千葉まで戻ったが、家に着いたのは午後3時過ぎだった。