マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

新型コロナ・ワクチンの接種予約が完了した

▶昨晩は雨模様で気温がやや低かったので、比較的眠りに入りやすいかと思っていたが、横になってラジオを聴いていたら、寝入ったのは午後11時を過ぎていたようだ。今朝は5時過ぎに目が覚めた。枕元のスマホをチェックすると、メールが2件届いている。最近は、メールの通知設定の仕方が悪いのか、待ち受け画面のメールのアイコンに受信通知が表示されないので困る。

▶1件目のメールは、東京のとある場所(※レストランではありません)でワインを飲みませんかという大学時代の友人からの有難い誘いなのだが、なにせ実施が本日午後4時からと超ショート・ノーティスなので、残念ながらこれは丁寧にこちらの事情を説明して参加を見送ることにした。午後の時間が空いていない訳ではないので、行こうと思えば行けたが、緊急事態宣言下での東京で、ワインを飲むことに躊躇があったのが正直な気持ちである。それでも、もしこれが3月のことだったら、参加したかも知れないと言うのは、今の偽らざる気持ちであるが、なぜか。

▶人間は、いつまで続くか分からない戦争時(非常時)に、あてどもなく防空壕にこもり続けることはできない。生きる為、生活の為には、多少の危険を冒してでも外に出て、食料の調達やら新しい空気を吸うことで、生きる糧と精神の安定を確保しながら、先の見えない戦争に対峙していかなければならないからである。しかし、もし来週に戦争が終わるとの見通しがあれば、空襲下でわざわざリスクをとって防空壕から出て行く選択は避ける方が望ましいだろう、と思う。

▶私がワイン会に参加しなかった理由は、コロナ問題に先が見えてきたからである。終わりが見える段階、すなわち近い将来に確実にプラスが見込める段階では、リスクをとらないのが私の信条である。コロナ終息の切り札はワクチン接種であり、このワクチン接種が終われば、95%の確率で新型コロナ肺炎の恐怖から解放されることが分かっている。友人は私の回答を快く納得してくれた。

▶もう一件のメールは、私が勤めていた時の職場の若い女性からだった。こちらは先日私が書いたワクチン予約のドタバタ騒ぎのブログの記事を読んでくれていて、ワクチン予約に関する貴重なアドバイスをわざわざ連絡してくれたのだ。東京都の方針で、東京のかかりつけ医のクリニックではワクチン接種ができませんとのこと。千葉では当たり前だったので東京でも接種可能だと思っていたが、直接そのクリニックに確認をして間違いを指摘してくれた。こういう心遣いは本当にありがたい。この場を借りて、改めてお礼を言わせていただくことにする。

▶さて、肝腎のワクチン予約だが、昨日午後に近所のかかりつけの皮膚科と内科を兼務するクリニックに電話を入れたところ、ワクチン予約の時間帯が午前9時半~11時半なので、その時間に電話をもらえれば予約が可能との言質を得た。そこで、先ほど電話を入れたところ、見事に接種予約を完了することができた。6月8日(火)が一回目、3週間後の6月29日(火)が2回目で、6月中に接種が完了することになった。
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▶一昨年の6月に会社を辞めてから丸2年。妻を失ってから1年9ヶ月。一人身になってコロナ騒ぎにさらされて1年5ヶ月・・・なんという過酷な時間だったろうかと改めて思う。気象予報士だった倉嶋厚は、止まない雨はないとの言葉を残したが、先の見えない戦いに、今やっと先が見えてきたことに、正直ほっとしている。庭に植えたジューン・ベリー(6月のイチゴ)の樹が、今年もまた沢山の赤い実をつけた。早速、仏前に供えるためそれを採ってきて口に入れると、懐かしい6月の香りが口の中に広がった。私は久しぶりにその味をかみしめた。