マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

風邪を引いてしまった


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▶四国巡礼の旅を終えて気が抜けたのか、翌週に風邪を引いてしまった。今年は令和5年になるが、気が付けば令和に入ってから風邪を引いたのは初めてである。それまでは現役で仕事をしていたが、だいたい年に一度は風邪を引いて寝込んでいたから、4年もの間、風邪を引かなかったというのは、不思議と言えば不思議。おそらくコロナ対策が風邪の予防に役立ったということなのか(確かにマスクと手洗いは励行している)、あるいはコロナウィルスが風邪のウィルスの活動余地を狭めたのかも知れない。

▶体調がおかしいと気づいてから37度台の発熱が一昼夜続いたので、翌日よもやと思い近所の薬局でコロナの抗体検査キットを買ってきて自分で検査したみたら、陰性だった。しかし熱が下がらないので、近所の発熱外来がある医院に診てもらおうと思い夕方電話すると、診療時間中にもかかわらず、付き添いのいない患者は受付できないとのたまう。一人暮らしの者は一体どうしたらいいんだとかなり頭に来たが、泣く子と地頭と医者には勝てないので、諦めて翌日別の医院に行くことにする。

▶翌日の午前早くに別の医院に連絡すると、こちらはネットでのみの受付とか。これが実にややこしいシステムで、専用のLINEアプリをインストールして、そのアプリを使って症状を詳細に報告した後、先生がオンライン診療してくれるという。この対応ができない人は残念ですが別の医療機関に行ってくれということで、要はスマホが扱えない人は医者にはかかれない仕組みとなっている。発熱とダルさで悶々としている患者にとっては、こちらも相当高いハードルだが、文句を言っても診てくれないだけなので、仕方なく四苦八苦しながらなんとか課題を達成。しかし、これ本当に困りますよね。

▶さてオンライン診療は、形ばかりで、その後12時15分に指定された時刻に医院の駐車場の指定場所に車をつけて待っていると、先生と看護師が出てきて、コロナとインフルエンザの抗体検査をしてくれた。車中で待つこと15分後に電話があった。コロナは陰性で、インフルエンザA型が陽性ということだった。その後、隣の薬局の人が、タミフル他、薬を山のように持ってきてくれて、車の中で精算をして家に戻った。しかし、車がない人は医者にもかかれないのか・・・。

▶家に戻ってから早速薬を呑んだが、夕方には熱が下がった。タミフルが効いたのか、解熱剤が効いたのか、はたまた自然治癒で治ったのかよく分からないが、翌朝にはスッキリして目が覚めたのは誠にありがたかった。この間、食事は自分で作って食べた。何とか起きて食事を作れる状態だからよかったが、起きられない時はどうするか考えてしまう。まあ、1日や2日ならどうということもないが、とにかく一人暮らしは風邪を引くと大変だから、引かないに越したことはない。

▶今週は、木曜日に四国巡礼の結願報告会ということで、大学時代の友人達と赤羽の居酒屋で酒をのむ予定を入れておいたのだが、さすがにこれには参加できないので連絡を入れると、主人公の私がいないのでは酒を飲んでも仕方がないということで、日程は仕切り直しということになった。そういえば、四国遍路で全部で7回四国に行ったが、後半の3回は、帰宅してから歯痛が起こったり血圧が急に上がったり、今回のようにインフルエンザに罹ったりと、色々問題が発生した。疲労の蓄積の為か、やはり何か関係があるのだろう。

▶翌週の月曜に、東京のクリニックで年に一度の定期健康診断を受けた。こちらの先生とは仕事をしていた頃からの長いつきあいで、定期的に成人病の薬を処方してもらっているので、私の主治医とも呼べる方なのだが、東京のクリニックでは、風邪を引いて発熱した時などに電車に乗って気軽にでかけるという訳にはいかないのが問題だ。やはり、近所に良いかかりつけの医院を見つけるというのが必要ということか。