マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

梅雨明けの日に大汗をかく


f:id:Mitreya:20210717115600j:image
▶昨日、関東地方の梅雨が明けて、朝から強い日差しが降り注いだ。こうなってくると、朝の散歩に出て行くのにも気が引ける。庭を見ると、雑木が伸び放題だ。以前から気になっていたが、こちらも手をつけることなく毎日が過ぎていく。一人暮らしだから誰に頼む訳にもいかず、「意を決して」身支度を整えて庭に出た。

▶この年齢になってくると、調子に乗って庭仕事をしていると、翌日に体調が狂う。もちろん熱中症も心配だ。ということで、切った枝葉の整理もそこそこに1時間半ほどで家の中に戻ったが、既に全身が汗でびっしょり。早速シャワーを浴びて、ついでに洗濯まで済ませると、なぜか充実した気分になる。毎日が日曜の独り者にとっては、ささやかではあれ、オンとオフのケジメをつけることは、意外に重要なんですね。

▶それならばということで、ノンアル・ビールを冷蔵庫から取り出して、お気に入りのグラスに注ぐと更に気分も盛り上がって、「仕事も終わったし、昼からはゆっくり読書でもしながら昼寝でもするか・・」と言う気になる。時計を見ると正午近いので、簡単に昼飯の用意をしてテレビをつけた。大下容子のワイド・スクランブルが終わって徹子の部屋を見ていて、ふと今日は何曜日だったかと思いながらカレンダーを見ると・・・なんと金曜日。そこにはNHK文化講座と書いてあった。

▶思わず目を疑ったが、そうか今日は月に一度の「シルクロード物語」の聴講の日だったんだと気が付き、突然大慌てとなった。講座は午後1時開始で、いつもは余裕を見て12時過ぎには家を出て駅に向かうのだが、時計を見ると既に1時10分で講座は始まっている時間だ。一瞬、このまま欠席することも考えたが、費用もかかっているので、とにかく駆けつけようと思い、急いで身支度をして家を飛び出した。梅雨明けの炎天下を駅まで小走りに急ぎ、26分発の千葉方面行きの電車になんとか飛び乗ったが、大汗だ。

▶教室に入ったのが、1時40分。講師の先生に謝りながら、一つだけ空いていた一番前の席に座った。気が付いてから30分でよくここまで来られたものだと感心しつつ、それにしてもなぜ講座の日程を忘れてしまったのかと改めて思った。ちなみに講座の方は、日頃からの勉強の成果?もあってキャッチアップは全く問題なかったが。

▶帰宅してからも、何故日程を忘れたのか気になった。私は、日程管理を壁にかかったカレンダーとスマホの予定管理アプリで行っているが、昨日の午前中はそのどちらも見ていなかった。予定をチェックせずに何をしていたのかと言えば、最初に書いたとおり庭木の剪定なのだが、実は庭木が伸び放題になっているのに手をつけないでいることを、自分が如何に気にしていたのかということが、これによってあらためて分かったのだ。それにしてもなあ・・・。

▶うっかりミスは誰にも起こりうるが、一人暮らしの場合、うっかりは致命的になるケースもある。願わくば、このケースがうっかりであって、認知症の始まりではないことを祈るばかりである・・・冗談ですけど。