マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

四国遍路日記(5ー10)

▶昨晩から週後半の天気が気になっていたが、どうもこちらは雨模様のようだ。今回の遍路は幸いなことにこれまで雨らしい雨には降られておらず、天気に関しては比較的ついていたのだが、最後の段階でそのツキも落ちそうな予感がする。 ▶と言うのも今日は晴れ時…

四国遍路日記(5ー9)

▶今朝は湯之谷温泉近くの石鎚山駅を7時19分の電車で2駅前の伊予小松駅まで戻り、昨日参拝できなかった63番吉祥寺と64番前神寺を参拝し、その後は国道11号線及びやや南側を平行して走る旧讃岐街道を新居浜市内までひたすら歩く行程だ。 ▶写真は63番吉祥寺の…

四国遍路日記(5ー8)

▶四国遍路の行程のうちで、屈指の難所といわれる西条市の60番札所横峰寺の参拝をようやく終えた。このルートは、降雨があると難易度が格段に上がるので通行は諦めざるを得ないようなところで、高低差700mの山道を7時間かけて往復するのだが、とにかく言うよ…

四国遍路日記(5ー7)

▶昨晩泊まった今治の仙遊寺宿坊だが、客が私だけというのは昨日書いた通り。寺の宿坊に泊まると必ずついてくるのが翌朝の勤行で、参加者は当然私だけ。午前6時前に本堂に入ると、既に住職が袈裟衣の盛装で待っていた。 ▶朝の挨拶をしてから一人で遍路をして…

四国遍路日記(5ー6)

▶今治というとタオルを思い出す人が多いのではないか。全国のタオル生産高のおおよそ半分をここで生産しているというから驚く。今朝、宿舎のあった菊間という海沿いの田舎町から今治市街方面に歩き出したら、意外なものが菊間で生産されていることに気がつい…

四国遍路日記(5ー5)

▶今日はいきなり宿泊施設の話から始める。泊まったのは松山から今治に入った所にある「マリーナ・シーガル」という瀬戸内海に文字通り面した5階建ての施設で、本来はヤマハが自社顧客のために建設したプレジャーボート基地で、ヤマハは多くの顧客のボートを…

四国遍路日記(5ー4)

▶昨日は疲れに加えて、身体の一部に虫に刺されたような痒みと痛みが出現したので、対応に大わらわで、まともにブログを上げる時間が取れなかった。食事も終わり治療も一段落して部屋に敷いてあった布団に倒れ込んだのが午後8時頃で、そのまま眠ってしまった…

四国遍路日記(5ー3)

▶本日は、朝7時に宿を出て8㎞先の45番岩屋寺を参拝した後、そのまま一度宿まで戻り、預けて置いた一部の荷物をまとめて、再度出立した。時刻はこの時既に11時20分。 ▶それから三坂峠という峠を越えて今晩の宿の46番浄瑠璃寺の目の前にある「長珍屋」に入った…

四国遍路日記(5ー2)

▶今日は引き続き44番大寶寺を目指す。今晩の宿に入る迄にはおおよそ27㎞を歩くのだが、平地の距離ならいざ知らず、途中で3つも峠を越さないといけないので、かなり厳しい行程となる。だからプランを立てる際にはかなり悩んだ。 ▶しかし、前後の日程と宿舎の…

四国遍路日記(5ー1)

▶またまた四国遍路に行くことになった。今回で5回目である。昨年から通算すると600㎞以上は歩いている計算だが、巡った寺を数えると43で、ほぼ半分。今朝は7時前に家を出て、電車を乗り継ぎ羽田には8時40分に到着した。日頃の節制?の賜物か、はたまた神仏…

送り盆の日に思うこと・・・

▶気がつけば8月も半分終わり、今日は送り盆の日だ。母がまだ元気だった頃は、家族そろって前橋の実家でお盆を過ごし、16日の夕方近く、田んぼの畔道で焚いた線香の煙にのせて、ご先祖様の霊を旅立たせたものだった。お盆には亡くなった先祖の魂が戻ってくる…

Yさんの「ゆるゆる四国歩き遍路旅」

▶私は、どちらかと言えば、計画的な性分だ。仕事をしている時は必然的に計画的にならざるを得ないのだが、定年後にヒマになっても、そのクセから抜けきれない。昨年から始めた四国遍路に行く際も、まず予定している行程を地図で確認し、往復の飛行機便と宿泊…

真夏のバス・リフォーム工事の日々

▶こう呆れるほど暑い日が続くと、まったく外に出る気が失せる。全国の新型コロナ感染者数も、ここにきて連日20万人を超える状況が続いているが、こちらの動きも気分を滅入らせるには十分過ぎる。100年前に流行したスペイン風邪はワクチンも無かったのに2年半…