マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

故郷に帰る道・・17号線上武道路・・

▶今年も残り少なくなってきた先週の日曜日、前橋の実家の墓参りに行ってきた。午前8時過ぎに車で千葉の自宅を出て、京葉道路から外環道経由で東北自動車道に入る。日曜日の朝は、道路が空いているので快適なドライブが楽しめる。1時間と少しで加須ICで降りて…

聞こえるはずのない音が聞こえる!!

▶12月になると朝が遅い。今朝目が覚めた時もまだ暗かった。午前6時10分過ぎである。ベッドの中から手を伸ばしてリモコンでラジオをつけると、NYダウが500ドル上がって為替は137円だった。6時半のラジオ体操をするならもう起きないといけない時刻だが、ベッド…

誰も見ていなかったホールインワン!!

▶平家物語には、白河法皇が語った「賀茂川の水、すごろくの賽、山法師。これぞわが心にかなわぬもの」という逸話が載っている。これを「天下三不如意」と言うのだそうだが、かつて私の上司だった人は、自らを白河法皇になぞらえて、「俺の場合、ゴルフボール…

ゲームを分けた数ミリメートル

▶ここ2~3年、日本のスポーツ界で驚くべき偉業が続いている。松山英樹がマスターズを制したのを皮切りに、大谷翔平が二刀流でメジャーリーグのMVPをとり、そして今度はサッカーの日本代表の優勝候補ドイツ・スペインの撃破である。日本の若者たちは、ここ…

メルカリで酒器を求める

▶普段はビール党を自認している私だが、この時期になるとなぜか日本酒が恋しくなる。やっぱり日本人だね。行きつけの居酒屋には焼酎をボトルキープしてあるが、最近は焼酎の前に熱燗1本を頼むことが多い。家で飲む場合は、ビール(ノンアルを含む)に始まっ…

晩秋の立山黒部アルペンルート

▶初めて見た黒部ダムの威容は、聞きしに勝るものであった。晴れ渡った晩秋の空の下、高さ186メートルの堰堤の上段からアーチ状に放出される巨大な水しぶきを見ながら、このプロジェクトに携わった人々の不屈の闘志と、7年という歳月の困難、そして殉職者171…

50年目の白馬村「雪の荘」

▶友人の一人が、お互いの50年を記念して秋になったら皆で白馬に行こうと言い出したのは今年の春のことだった。白馬とは長野県北部の長野五輪のジャンプ台があることで有名な白馬村のことである。コロナ騒ぎが続いている中での提案なだけに、実現のほどは大い…

為替レートって何だろうか・・・

▶円安が進んで現在は1ドル=148円くらいになっている。今年の初めころは確か1ドルが110円くらいだったから、その頃と比べれば円は3割も下落したことになる。しかし、110円のものが148円になったとしたら、普通は高くなったと言うべきだろうが、なぜかこの場…

血圧が高い!!

▶今週の月曜日に6回目の四国遍路から戻った翌朝、身体の変調を感じた。ベッドから起きると身体がフワフワするのだ。寝起きにつきもののボーッとした感じとは明らかに異なり、すぐにおかしいと分かった。階下に降りるときも、実に心もとない気分で、すぐに血…

四国遍路日記(6ー6)

▶四国遍路から戻る最終日は、午前中の時間が空いたので、高松の栗林公園を散策することにした。昔、倉敷に住んでいた頃、車で瀬戸大橋を渡って四国に遊びに来たことがあり、その時栗林公園に立ち寄ったような気もするが、何故か具体的なことは思い出せない。…

四国遍路日記(6ー5)

▶気持ちの良い天気が続いている。こちらへ来る前の予報では、週末は雨模様とのことだったが、良い方向にハズレたのは有難い。今朝は6時から善通寺御影堂で勤行に参加した。宿坊に泊まった人の義務みたいなものだ。 ▶住職が出張で不在のため、新米の若い僧侶…

四国遍路日記(6ー4)

▶観音寺市内では、昨夜は9時頃まで太鼓の音が鳴り響いていた。この時期、愛媛県の東部と香川県の西部地域は、秋の例大祭で大盛り上がりである。一昨日、境目峠(愛媛と徳島の県境)に向かう途中で見かけた山車もこの例大祭のものだったが、後で分かったことだ…

四国遍路日記(6ー3)

▶昨晩泊まった部屋には、遍路関係の本が山積みしてあった。どれでも好きなものを手にとって見てくださいという趣旨のようだが、よく見ると、同じ本が2~3冊ある。いずれも個人が趣味として出版したものを、この宿の主人に送ってきたようだ。 ▶その中で少し毛…

四国遍路日記(6ー2)

▶朝起きたら曇っている。しかし、天気の心配はなさそうだ。窓の向こうには、昨日見た大王製紙の三島工場の煙突が聳えている。午前7時前にホテルを出る。本日は65番三角寺を参拝して、66番雲辺寺の登り口近くにある民宿岡田まで歩く予定だ。 ▶10月にしては寒…

四国遍路日記(6ー1)

▶8月末に5回目の遍路に行った際、予定していた最後の2日の行程(65番三角寺と66番雲辺寺)が雨の予報だったので、体調と身の安全を考えて、計画変更して2日早く千葉に戻った。既に暑さの中を10日も歩いてバテていたこともあるが、66番雲辺寺が四国遍路の中…

日曜午前の成田山散歩

▶日曜の朝、5時前に目が覚めたのでラジオをつけるとNHK「ラジオ深夜便」が終了するところだった。深夜便の終了間際には、いつも「今日の花」が紹介される。10月2日の花は金木犀で、花言葉は謙虚・陶酔・気高い。「そうか、もう金木犀が咲く時期になったの…

国葬と宗教あれこれ

▶27日は、いつもの居酒屋の常連さんと四街道ゴルフ倶楽部でゴルフを楽しんで家に戻ったら、ちょうど午後2時を回ったところだった。夜はその居酒屋で反省会をすることになっているので、それまで昼寝でもしようかとソファーに寝転んだが、今日は安倍晋三の国…

エリザベス女王死す

▶連休明けの今日・・と言っても私にとっては連休の意味合いは殆どないに等しいが・・九州地方を縦断した台風14号は、その後日本海に沿って進み、今度は東北地方を横断して無事に再び太平洋に戻っていったようだ。千葉は朝から曇り空で、時折雨がパラついてい…

突然の歯痛(その2)

▶四国遍路から帰ってきて突然の歯痛に見舞われたことについては、既に書いている。先週の月曜日に日本橋の歯科に行って、奥歯の歯周病治療をしてもらったら痛みが軽減したのはその通りなのだが、翌日に東京で会食しているときに再び痛みを感じるようになった…

突然の歯痛に・・・

▶昨日は妻の3回目の命日だった。午前中に家族一同で霊園に行くと、妻の友人が来てくれていて、はからずも賑やかな墓参りとなった。3年が経って、なんだか妻も一段と遠くに行ってしまったような気がするが、それも仕方のないことなのだろう。子供達が引き上…

四国遍路日記(5ー10)

▶昨晩から週後半の天気が気になっていたが、どうもこちらは雨模様のようだ。今回の遍路は幸いなことにこれまで雨らしい雨には降られておらず、天気に関しては比較的ついていたのだが、最後の段階でそのツキも落ちそうな予感がする。 ▶と言うのも今日は晴れ時…

四国遍路日記(5ー9)

▶今朝は湯之谷温泉近くの石鎚山駅を7時19分の電車で2駅前の伊予小松駅まで戻り、昨日参拝できなかった63番吉祥寺と64番前神寺を参拝し、その後は国道11号線及びやや南側を平行して走る旧讃岐街道を新居浜市内までひたすら歩く行程だ。 ▶写真は63番吉祥寺の…

四国遍路日記(5ー8)

▶四国遍路の行程のうちで、屈指の難所といわれる西条市の60番札所横峰寺の参拝をようやく終えた。このルートは、降雨があると難易度が格段に上がるので通行は諦めざるを得ないようなところで、高低差700mの山道を7時間かけて往復するのだが、とにかく言うよ…

四国遍路日記(5ー7)

▶昨晩泊まった今治の仙遊寺宿坊だが、客が私だけというのは昨日書いた通り。寺の宿坊に泊まると必ずついてくるのが翌朝の勤行で、参加者は当然私だけ。午前6時前に本堂に入ると、既に住職が袈裟衣の盛装で待っていた。 ▶朝の挨拶をしてから一人で遍路をして…

四国遍路日記(5ー6)

▶今治というとタオルを思い出す人が多いのではないか。全国のタオル生産高のおおよそ半分をここで生産しているというから驚く。今朝、宿舎のあった菊間という海沿いの田舎町から今治市街方面に歩き出したら、意外なものが菊間で生産されていることに気がつい…

四国遍路日記(5ー5)

▶今日はいきなり宿泊施設の話から始める。泊まったのは松山から今治に入った所にある「マリーナ・シーガル」という瀬戸内海に文字通り面した5階建ての施設で、本来はヤマハが自社顧客のために建設したプレジャーボート基地で、ヤマハは多くの顧客のボートを…

四国遍路日記(5ー4)

▶昨日は疲れに加えて、身体の一部に虫に刺されたような痒みと痛みが出現したので、対応に大わらわで、まともにブログを上げる時間が取れなかった。食事も終わり治療も一段落して部屋に敷いてあった布団に倒れ込んだのが午後8時頃で、そのまま眠ってしまった…

四国遍路日記(5ー3)

▶本日は、朝7時に宿を出て8㎞先の45番岩屋寺を参拝した後、そのまま一度宿まで戻り、預けて置いた一部の荷物をまとめて、再度出立した。時刻はこの時既に11時20分。 ▶それから三坂峠という峠を越えて今晩の宿の46番浄瑠璃寺の目の前にある「長珍屋」に入った…

四国遍路日記(5ー2)

▶今日は引き続き44番大寶寺を目指す。今晩の宿に入る迄にはおおよそ27㎞を歩くのだが、平地の距離ならいざ知らず、途中で3つも峠を越さないといけないので、かなり厳しい行程となる。だからプランを立てる際にはかなり悩んだ。 ▶しかし、前後の日程と宿舎の…

四国遍路日記(5ー1)

▶またまた四国遍路に行くことになった。今回で5回目である。昨年から通算すると600㎞以上は歩いている計算だが、巡った寺を数えると43で、ほぼ半分。今朝は7時前に家を出て、電車を乗り継ぎ羽田には8時40分に到着した。日頃の節制?の賜物か、はたまた神仏…