マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

2024-01-01から1年間の記事一覧

那須と会津のゴルフ旅

▶連休前の23日から2泊3日の日程で、近くの居酒屋に集まる常連さん達と那須高原にゴルフに行ってきた。行ったのはドーミー・インを経営している共立グループが展開する「ウェルネスの森・那須」というゴルフリゾートで、ここは常連の一人であるS氏の紹介。メ…

クルマ修理の顚末記

▶先日修理に出していたクラウンが返ってきた。このクルマは昨年夏に乗り換えた時、バンパーの左下と左側面ドアの下に擦ったようなキズがあったので、購入と同時に修理に出して、バンパーは再塗装、ドア下は部品を交換し、お蔭様でその部分は新品同様になった…

今年も桜を見ることができました

▶春は花見、秋は紅葉狩りという定番の行楽を毎年のように繰り返してきて、はてさて一体何年になるだろう。今年は関東地方の開花が昨年より大幅に遅れたため、3月末に計画していた花見は殆ど空振りに終わってしまった。それでも4月の第一週には家の近くの桜も…

「太子河」満州本渓湖100年の流れ

▶先日本棚を整理している時に、「太子河」という大判の本(A4版で380ページ)を見つけた。太子河と聞いて俄かに分かる日本人は極めて少ないと思われるが、中国東北地方(旧満州)を流れる河の名前である。この本は、かつて私が義父からもらったものであるが…

空振りが続く日々

▶先月の28日に東京で昔の会社の同僚との飲み会があった。この日程が決まったのは2月中旬のことで、日程からも分かるように、花見が前提の飲み会である。地球温暖化の影響か、東京地方では毎年桜の開花が早まっており、昨年は3月18日には既に開花している。さ…

イタリア旅行を終えて

▶3月15日の午後4時半過ぎに、JL408便で成田まで戻った。前日の昼過ぎにローマのフェミチノ空港からルフトハンザでフランクフルトまで飛んで、そこからJAL便に乗り継いだが、途中の乗り継ぎ時間も含めると、何だかんだで20時間近くかかった計算になる。とにか…

ナポリ最後の日

▶春先のイタリア中部の天候は不順で、晴れていると思うと突然雷雨が襲ってきたり、逆に雨が見るみるうちに上がって、美しい青空が現れたりする。11日の月曜は実質的にナポリの最終日だったが、朝目覚めて部屋のカーテンを開けると、外は雨が降っていた。 ▶昨…

ポンペイの悲劇

▶ポンペイは、ナポリから東南におおよそ25km程離れた所にある街である。西暦79年、ポンペイから10km程離れた所にあるヴェスヴィオ山が突然大爆発を起こした。降下する火山弾や火山灰の下で人々は逃げ惑ったが、その半日近く後に今度は大規模な火砕流が発生し…

ナポリにやって来た!

▶8日は、列車でナポリに行く。午前11時15分にローマのテルミニ駅を出て、12時半にナポリ中央駅に到着した。利用したのはイタリア新幹線で、ローマ・ナポリ間を1時間と少しで移動出来るのでいたって便利である。ちょうど昼時なのでテルミニ駅で旨そうなピザを…

バチカン美術館とは何か

▶先週の木曜日にバチカン美術館に行ってきた。世界中のどのガイドブックを見ても、ローマに行ったら必ず行くべしと書かれているように、この美術館は観光客にとっては必見の場所である。故に混雑することは当然覚悟の上である。ところで何が必見かと言えば、…

アッピア街道を歩く

▶古代ローマを一言で表現するとしたら、最も相応しい言葉は「全ての道は、ローマに通ず」ではないだろうか。紀元2世紀のハドリアヌス帝の治世の頃には、北はイギリス、東は中東メソポタミア、西はスペイン、南はアフリカのサハラ砂漠以北まで、ローマはその…

フォロ・ロマーノ

▶イタリア半島の文明史は良くは知らないが、歴史に最初に登場するのはエトルリア人のようである。当時のエトルリア人の土木建築の技術レベルは高く、その後に続くローマ文明の多くはエトルリアの影響を大きく受けている。ちなみに、バチカン美術館には、エト…

コロッセオ

▶ローマに来ていると、時差が原因か年齢のなせる業かは知らぬが、夜中の3時頃に目が覚めてしまい、その後は寝付けない。もっとも近くのリストランテで午後6時頃に夕食を取ってしまうと、疲れと酒のせいですぐに眠たくなる。そして午後9時にはベッドに入って…

バチカンからトレビの泉ヘ

▶ローマ3日目の火曜日は、ローマ・カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂の訪問から始まった。本来は月曜に行く予定だったことは既に書いた通り。ここは宿泊しているアパートから2km程の距離なので、日曜の午後一度下見に来ているが、その時は広大な…

パンテオンから真実の口へ

▶ローマに来る前におおよその観光プランは立てては来ているものの、現地の事情でその通りに進まないことは多い。最大の要因は人気が集中するコロッセオやフォロ・ロマーノ、バチカン美術館などの入場に予約が必須だということで、予約がない一見の観光客にと…

ローマの休日が始まった

▶3月3日からローマに来ている。前回ローマに来たのは遥か昔の46年前に遡るが、その時は新婚旅行でパリ経由だった。当時のヨーロッパへの新婚旅行というのは私達の世代ではまだかなり少なかったが、幸いなことに妻が航空会社勤務だったので、社員が結婚する場…

日経平均が最高値を更新

▶日経平均株価が、昨日の終値でとうとう34年前のバブル期の最高値を抜いた。3万9098円だった。本日の日経新聞は、1面のほぼ全てを使ってこの事実を伝えている。実際にバブルを経験した我々の世代の多くは、1989年末に記録したバブル期の最高値3万8915円がい…

再び、マイトレーヤの部屋から

▶今日は令和6年2月19日。朝ベッドの中でラジオをつけると、アナウンサーが本日は二十四節季の雨水にあたる日だと言っていた。2月4日の立春からしばらくたち、これからは山に降る雪も次第に雨に変わっていく季節になっていくらしい。そういえばここのところ妙…

令和のジイサン・バアサンの新年会

▶先週は共稼ぎをしている長女の家の孫二人が熱を出したので、月曜の朝から私が急遽子守りに駆り出されることになった。専業主婦が当たり前だった時代は、孫が熱を出したくらいで祖父母が駆けつけるなどということは無かったハズだが、最近ではそうも言ってい…

角換わり新定跡の出現か?

▶2月4日の立春の日曜日、将棋ファンとしては見逃すことのできない対局が2局あった。一つは富山県魚津市で開催された第49期棋王戦の5番勝負第1局で、藤井聡汰棋王(八冠)に伊藤匠七段が挑戦するものである。そして4日の注目のもう一局は、毎週日曜日に放送…

令和6年能登半島地震に思う

▶2011年3月11日に起きた東日本大震災の対応で、ひと月ほど気忙しい日々が続いたが、それも一段落したその年の5月の連休に、妻を伴いクルマで北陸旅行に行った。当時、五木寛之の「百寺巡礼・北陸編」を読み終わったところだったので、そこに紹介されている十…

令和のベトナム出張あれこれ

▶先週はベトナムのホーチミン市に行ってましたと書くと、観光旅行ですかと言われそうだが、実は仕事がらみの海外出張です。私が一昨年から関係している会社は、建設基礎杭を製造・施工する会社であり、海外にも事業展開している。ベトナムでは現地資本と共同…

人生の下り坂、林住期を生きる

▶今年の正月に古希を迎えた。思えば遠くに来たものだとの実感がある。10年前に還暦を迎えた時は、現役でバリバリ仕事をしていた時期だったので、ことさら自分の年齢を意識することなどなかったし、まだまだ充実した上り坂がこれからも続くことに疑いを持つこ…

戦争と地震と航空機事故で明けた令和6年

▶令和6年の年明けから、大規模な地震災害と航空機事故が相次いでいる。日本に一体何が起こっているのか。 ▶長かったコロナ禍も昨年中にはようやく終息し、今年は久しぶりに明るい年明けとなるはずだった。我が家では大晦日に長女一家がやって来てそのまま越…