マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

再び、マイトレーヤの部屋から


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▶今日は令和6年2月19日。朝ベッドの中でラジオをつけると、アナウンサーが本日は二十四節季の雨水にあたる日だと言っていた。2月4日の立春からしばらくたち、これからは山に降る雪も次第に雨に変わっていく季節になっていくらしい。そういえばここのところ妙に生暖かい日が続いている。今日も季節外れの暖かさで、東京地方では4月上旬の気温となるようだ。

▶そうは言っても階下に降りて温度計を見ると15度くらいだったから、まだ暖房は必要だ。エアコンにするかストーブを点けるか少し迷ったものの、お湯を沸かすことも考えてストーブに火を入れた。我が家の居間にはトヨトミのレインボーという素敵な灯油ストーブが置いてあって、これに点火するとなぜかホッコリとした気分になるのがいい。

▶今日は取り立てて用事があるわけではないので、気分的にはリラックスしている。リタイア後の一人暮らしとはいえ、外出する用事がある時はそれなりにせわしなく、そういう日々が続くと、今日のような静かな日が恋しくなる。朝食はベーコンと野菜を主体としたコンソメスープを作って食べたが、これは胃に優しいのでおすすめ。ちなみに、ベーコンはふるさと納税でいただいた。

▶朝食の片づけを終えたあと、静かにジャズを流しながら、やおらパソコンを開く。目的はブログの執筆。最近は毎週アップするブログの内容を考えるのが仕事になってしまった。このブログを始めたのが令和3年の1月からなので、既に3年は経過したことになる。早いものだ。先ほど記事を数えてみたらナント234本もアップしているので我ながら驚いた。おおよそ1本あたり平均して原稿用紙5~6枚だから、既に1200枚以上書いていることになる。チリも積もればなんとやら、継続は力なりか。

▶ブログを書く効用は色々あるが、書くときには多少なりとも頭を使うので、最大の効用はボケ防止。もう一つは、一人暮らしの私のことを気にかけてくれている家族や友人・知人に対する近況報告のつもりで、まあ簡単に言えば定期的な手紙のようなもの。しかしある友人から、手紙にしては長過ぎて読むのが大変と苦情をいただいたので、これについては少し考え直す必要がある。

▶加えて、この人達は私の氏素性を知っているので、書くことには当然のことながら一定の制約があり、無責任なことは書けないので気をつかう。先日もベトナム出張のことを書いたら、長男から内容が具体的過ぎるとプライバシーに問題が出てくるので気をつけるようにとクレームが入った。ありがたい指摘なのですぐに一部訂正したが、老いては子に従えということか。

▶ブログは概ね1週間に1本アップするのを自分に課しているが、正直に言って私にとってはかなりの負荷である。最近は1本書き上げるのに3時間以上かかるのは当たり前で、下手をすると一日中パソコンに向かい合っている時もある。こうなると最近流行りのリモート・ワークをやっている気分になる。筆が進まない時は最悪で、とりあえず書き始めてはみたものの、途中でギブアップすることもままある。締め切りがある訳ではないが、こうなると更に必死にならざるをえない。

▶それでも200本以上続けているとそれなりに技量は上がってくるもので(※これは主観的な感想です)、これは本質的に小学生の作文の練習と変わらない。書き始める前には当然テーマを考えるが、これが第一の難関。格好のテーマが見つかると後が楽になる。ところがテーマが決まって書き出してはみたものの、途中で別のテーマを思いついたためにテーマが変わってしまうこともある。こうなると支離滅裂な文章にならないようにするのが一苦労だ。

▶ということで、この文章も結局何を言いたいのかよく分からないものになってしまったが、かの兼好法師も「徒然なる(ヒマな)ままに日暮し、硯(すずり=現代のパソコン)に向かいて、心に浮かぶよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(妙に気分が高ぶる)」と言っているくらいだから、適当なところで切り上げることにしよう。

閑話休題。3月の初めから2週間ほどイタリア旅行に出かける予定で準備を進めているが、なんとかその前までには、事前勉強も兼ねて古代ローマについてのブログでも1本アップしてみたいと思うが・・・さて、できるだろうか。