マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

雨の新宿御苑で桜を見る会

▶日本人はなぜ桜が好きなのだろう。西行法師は、「願わくは花の下にて春死なん その如月の望月のころ」と詠んで実際にその通りの時期に亡くなったと伝わるが、そのくらい桜が好きだったようだ。この歌が人々の記憶に残るのは、誰もが西行が示した心境に不思…

風邪を引いてしまった

▶四国巡礼の旅を終えて気が抜けたのか、翌週に風邪を引いてしまった。今年は令和5年になるが、気が付けば令和に入ってから風邪を引いたのは初めてである。それまでは現役で仕事をしていたが、だいたい年に一度は風邪を引いて寝込んでいたから、4年もの間、風…

四国遍路日記(7ー5)

▶一昨年10月に始めた四国遍路も、とうとう今日が最後となった。結願寺である第88番札所大窪寺を無事に打ち終わって思ったのは、これでようやく約束を果たすことができたという思いである。それ以外に何やら大きな感情に動かされるのではないかと期待する部分…

四国遍路日記(7ー4)

▶四国遍路も残り少なくなってきた。今日は84番屋島寺、85番八栗寺、86番志度寺を回る予定だ。朝7時に屋島の麓にある宿を出て、すぐに屋島寺に通じる遍路道に入った。歩き出して10分も経たないうちに急登になった。屋島はその名の通り、かつては海に浮かぶ屋…

四国遍路日記(7ー3)

▶遍路をしていると、次の札所と宿の都合で1日の行程にある程度のバラツキが出ることがある。今日は、まさにそういう特別な1日となった。明後日の最終日は87番長尾寺、88番大窪寺と決めてあるので、今日と明日で84番屋島寺、85番八栗寺、86番志度寺を回るの…

四国遍路日記(7ー2)

▶昨晩は80番国分寺近くの「えびすや旅館」に宿泊。こちらは昨年10月に次いで2度目なので、宿のおかみさんが私の顔を覚えていてくれた。同宿したのは色白の草食系大学生が一人だけで、彼は1番霊山寺を2月の初旬に出発して真冬の四国を通しで回っているとか。見…

四国遍路日記(7ー1)

▶春になったら昨年10月以来中断していた四国遍路を再開するつもりで高松の天気動向を見ていたら、来週は絶好の陽気が続くとの予報を得た。昨日のことである。実は前後のスケジュールから13日以降の日程がベストなのだが、再来週に好天が続く保証はない。あれ…

東京医科歯科大学に行く

▶年齢が嵩むと身体のあちこちにガタがくるのは仕方のないことで、いくら強がりを言っても、寄る年波には勝てない。この原則は歯においても当てはまる。とは言え、口の健康は身体全体の健康に大きな影響があると言われるので、私も以前から日本橋の歯科クリニ…