マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

紅葉狩り顛末記・・・渋峠は冬だった・・・

▶この時期が来ると妙に落ち着かなくのは、紅葉狩りの季節だからだ。春の花見と秋の紅葉狩りは、現役で仕事をしている時からここ十数年来ほとんど欠かしたことがなく、毎年時期が来ると、さて今年はどこに出かけようかと考えるのが楽しみでもある。春の花見も…

眠るということ

▶今朝目が覚めると、寝室の東側の窓にかかったカーテンの隙間から、朝の陽光が漏れていた。普段はまだ薄暗いうちに目が覚めるのが普通だが、昨晩は午前2時過ぎの深夜に一度目が覚めた時、図らずも自分がおかした昔の失敗を思い出してしまい、その後は気が高…

東京藝大美術館の「みろく展」に行く

▶四国遍路から戻ったばかりの10月9日の土曜日、東京で午後から友人達との会食が予定されていたので、せっかく東京に行くならと、あいている午前中の時間を割いて、以前から気にかけていた東京藝術大学美術館で開催されている「みろく・・終わりの彼方、弥勒…

風前の灯火となった四国の遍路宿

▶四国88ヶ所歩き遍路の旅の第一ステージを終了して、昨晩9時過ぎに千葉の自宅に戻った。アドレナリンが出ているのか、通常の旅行から戻った時の脱力感や倦怠感がほどんないのは、一体どういうことだろう。土産に買った徳島名産のスダチをハイボールに絞って…

四国遍路日記(1の6)

▶一回目の四国遍路も本日が最終日。約束通り朝7時15分に宿を出て昨日参拝を終わらせた13番札所の大日寺まで送ってもらった。そこから、改めて14番常楽寺を目指して朝の「四国の道」を歩く。 ▶足の痛みも緩和されて、体調は、ほぼ十分と言っていい。始める前…

四国遍路日記(1の5)

▶相変わらず晴天が続いており、天気に関しては大成功と言っていい遍路旅である。6日朝は鍋岩の宿を仲良くなったYさんと一緒に出て、途中の玉ヶ峠を超えて18㎞の道を、13番札所の大日寺まで7時間半かけて歩いた。大日寺は徳島市内にあるので、一番札所からぐ…

四国遍路日記(1の4)

▶四国歩き遍路の場合、最大の難所は12番札所の焼山寺と言われ、別名「遍路ころがし」の異名がある。標準的なコース時間は、8時間と言われているが、何しろアップダウンが激しい。ここを通過するのに疲労困憊してその後の遍路を諦める人が、5~6割はいると…

四国遍路日記(1の3)

▶今日は、6番安楽寺の宿坊を午前7時に出て、11番藤井寺迄の23㎞を歩いた。藤井寺近くの民宿に、転がるようにして入ったのは午後3時半だった。天気が良いのを恨んではいけないが、10番切幡寺から11番藤井寺までは、全く日陰のない田舎道を、10㎞近くぶっ通…

四国遍路日記(1の2)

▶実質的に歩き遍路第一日目となる今日は、身体を慣らす意味もあって、6番札所の安楽寺迄の予定を立てて宿舎を出たのが午前7時過ぎだった。昨日参拝を済ませた1番霊山寺には10分ほどで着いて再度境内に入ると、宿で一緒だった人と出くわした。 ▶この人は九…

四国遍路日記(1の1)

▶JAL455便は、定刻の午前11時に徳島阿波おどり空港に着陸した。この空港に降りたのは初めてだが、名前がなんとも愛嬌がありますな。天気は快晴で、日差しにはまだ夏の名残りがある。接続している徳島駅行きのリムジンバスに乗ると、30分で徳島駅に着いた。 ▶…