マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

夏至の日の市民ゴルフ


f:id:Mitreya:20230630103204j:image
▶21日の夏至の日の午後、千葉市民ゴルフに行ってきました。参加したのは、いつものT氏、それに体調の都合でお休みしていたS氏が復帰し、居酒屋の女将をいれて4人でハーフを回りました。紫外線が強いので、曇っていても屋外での活動には日焼け止めが必要ですと朝からテレビで注意されていたので、いつものゴルフキャップの代わりに、昔カナダで買ったテンガロン・ハットをかぶってラウンドしたが、終わってみればこれはなかなか具合が良かった。次回からはこのハットにしよう。

▶T氏とS氏は、それぞれ卒寿と傘寿を既に越えており、女将の年齢は不詳だが、おそらくこのメンバーの中では私が最も若い。しかし年齢にもかかわらずT氏もS氏もショットは殆ど曲がらないので、スコアはいつもT氏やS氏に負けてしまうのが残念。女将は「私は数合わせ要員の便利な女」といってゴルフの打数は全く気にしない気楽なゴルフなので、スコアはカウント外。当日は12時21分のスタート予定だったが、少し早まって14分のスタート。やや遅れてゴルフ場に着いた私は、ほとんど練習することができずに、そのまま1番ホールに立つことになった。

千葉市民ゴルフ場は、千葉市のゴミ処分場の跡地に覆土して造成したパブリックコースで、自分でカートを引いてラウンドするので、運動にもなるし健康にはすこぶるいい。まあ、ゴルフをやるというより、クラブを持って散歩すると考えれば気楽に回れる。1番ホールでは、復帰したS氏が外からチップインしてパーと好スタートを切った。私は3オンのボギーだったが、スコアカードを忘れたので記入できない。まあいいかと思っていると、女将が「私はスコアをつけないから、これ使って」と言ってスコアカードをくれた。ありがたい。卒寿のT氏は、飛距離が出ないのでゴルフにならないとボヤいている。

▶2番ホールはT氏もS氏も真っすぐ飛んだ。私は1打目を左のOBゾーンに打ち込んでしまい、打ち直しの3打目は右のラフ。4打目はフェアウェイバンカーにつかまり、6打目でグリーンオン。上がってみれば最悪の8打で終わり、2ホール目にしていつものパターンが出てくるとは何とも情けない。まあしかし、今日は練習だからと気を取り直す。S氏はダボだったが、次の3番と4番ホールはパーで上がり、調子は良さそう。反対にT氏は3番のショートで6打も叩いてしまい、この段階でギブアップ寸前。女将はいつものマイペース。

▶2番ホールで大たたきの私は、3番と4番ホールをボギーで上がり、だんだんリズムが良くなってきた。スプーンでのティーショットも200ヤード飛んで尻上がりに調子がよくなり、5番もボギーで上がったので、皆がおやおやどうしたの?という顔をする。こういう時にあれやこれやと言われたり、こちらもしゃべりまくって調子に乗ると、その後はきまって調子が悪くなるので、何事もなかったかのようにひたすら沈黙を続ける。

▶すると、それから更に調子が上がって、6番ミドルはパーが取れて、7番の短いミドルは何と1パットのバーディー。8番170ヤードのショートもグリーン右横から寄せてOKパーをとって9番ロングホールを迎えた。ここの9番パー5は、右池越えのロングホールで、敢えて池越えを狙うとケガをする確率が高い。1打と2打ともほぼ狙い通りに打てたので、残ったのは120ヤードの池越えの距離。思い切って9番で狙ったら当たりが薄くヒヤリとするもグリーン右に3オン。長いパットを2パットで凌いでパーがとれたので、終わってみればまさかの43には自分自身が驚いた。こういうことってあるんですね。

▶スコアが散々だったT氏は、最終9番の池越えロングを4オン2パットのボギーで上がり、初めて4オンできたと喜んだ。いつもはラウンドを終えるとそのまますぐ家に帰るのだが、T氏がバンカーの練習をしてから帰るというので、それならとS氏も私も残って練習することに。ゴルフ場のスタッフに言わせると、終わってからの練習が一番身につくのだとか。マイペースの女将はすぐ車で帰ったが、皆さん年齢を感じさせないモチベーションの高さには改めて驚いた。なおその晩は、女将の店でいつもの反省会で盛り上がったのは言うまでもない。