マイトレーヤの部屋から

徒然なるままに、気楽な「男おひとりさま」の日常を綴っています。

少し太ったかな?


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▶最近カラダの切れが悪くなったと思っていたら、少し太ったようだ。体重計に乗ると以前より1㎏~1.5㎏程増えている。大した増加ではないのだが、心持ちズボンのベルトがキツくなっている。増えた原因は飲みすぎと運動不足なのだが、言い訳めいたことを言わせてもらうと、とにかく猛暑が原因、地球温暖化が悪いということになる。なにせ、この夏は暑いので外出はほとんどせず、エアコンの効いた部屋で、本を読んでは昼寝ばかりしていたからだ。

▶暑さと運動不足で食欲がさぞかし落ちるかと思いきや、朝飯を食べて3時間もしないうちに腹が減ってくる。健康なのか不健康なのか、よく分からない。黙っていて目の前にメシが出てくる身分ではないので、焼きそばなんかを作って食べる。最近の焼きそばは3食セットになっているので、一度買うと3日は焼きそばを食うことになる。キャベツ、豚肉、青のり、紅ショウガは常備しているので、作るのは簡単で、最後にウスターソースをチョイと足してやると旨い。

▶ソーメンは作るのが更に簡単なので時々作って食べるが、さすがにソーメンだけでは物足りない、というか味気ない。ソーメンを旨く食べるコツは、油モノと一緒に食べるのがおすすめ。油とソーメンは相性が抜群だ。揚げたての天ぷらはベストだが、独り者ではとても手が回らない。私の定番は、モヤシと豚肉の油炒めで、これにピーマンか人参の千切りが入ると色合いがよくなる。鶏ダシの粉末とオイスターソースは必須。

▶さて昼飯を終えて、午後は午後で、また変わったこともなく時間が過ぎてゆき、ソファーに寝転んでYou Tubeで将棋番組を見たりしていると、口元が寂しくなる。ノドが乾く前に水分補給と言われているので、冷蔵庫を開けて麦茶を出して飲む。ついでに買っておいたマンゴーゼリーも食べる。気候が良ければ、さて散歩にでも出かけるかとなるのだが、外はカンカン照りが続いており、散歩どころではない。

▶それでも終日誰とも会わずに家にいるのはボケの原因となるので、車で近くのスーパーに買い出しに行く。毎晩ノンアルコールビール1缶、普通のビール1缶、それに加えて冷酒か白ワインを少々たしなむので、これらの補充が欠かせない。最近はスーパーの総菜コーナーが驚くほど充実してきているので、独り者にとってはありがたい。だいたいいつも同じようなものを買うが、メシのおかずというより酒のツマミとなるようなものが多い。

▶いつも悩むのは、総菜の他にご飯を炊いて食べるかだが、最近は少し太り気味なので、炭水化物は泣く泣く諦めることになる。その代わり買ってしまうのが、ポテトサラダや焼き鳥やニラレバ炒めの類で、それに自分で用意したナスかキュウリの塩漬けあたりでとりあえず酒を飲む。飲んでいてツマミが足りなくなる場合は、備蓄してある鯖缶などを開ける。

▶時々は、同じスーパーで寿司を買ってきて食べるのだが、こちらは盛り付けが豪華に見えるのでつい手が出てしまうのだが、味の方は全くダメ。冷蔵されている寿司メシが固くなっており、いつも食べながら後悔する。あるとき思いついてレンジで温めてみることにした。温め過ぎるとイクラなどが破裂するので気をつける必要があるが、10秒~15秒くらいで寿司メシがいい具合に温まり、握りたての雰囲気が出てくる。ネタはそれほど温まらないので、これはお勧めだが、あとは自己責任で。

▶最近分かってきたことだが、男の一人暮らしを成功させる秘訣は、とにかく3度のメシを如何に充実させるかにかかっているということ。最悪はコンビニ弁当で、私はこれまで夕飯用に買ってきたことはないが、プラスチックケースに入った弁当を一人で食って缶ビールを飲んでいる自分の姿を想像するだけで、可哀そう過ぎて涙が出てくる。だからそういうことはしない。

▶とは言っても、3月にインフルエンザに罹ったときは、コンビニ弁当も考えたが、この時は、自分でおかゆを炊いて、常備菜の梅干しと海苔の佃煮や鮭のフレークの瓶詰あたりでなんとかしのいだ。こう書いていると、なんだかやはり少し食い過ぎだと自覚してきた。反省も兼ねて、今晩の夕飯を抜くことにして、これから近くの居酒屋に出かけて、アジのなめろうあたりで一杯やることにしよう。